院 長 挨 拶
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2024年も4月に入りました。
皆様の中にはご自身やご家族が卒業、入学、進級などで新たな生活を迎えられた方も多いと存じます。
実りある生活を過ごされることを願っております。
冬に流行したコロナ、インフルエンザA・Bとも、未だ発生はゼロには至っていないものの、ようやく落ち着いてきた感があります。
当院にも未だ数名の入院患者さんがおられ治療に当たっておりますし、他院や介護福祉施設、高齢者住宅などでもクラスター防止に細心の注意を払っていると伺っております。
今後とも最新の流行動向に耳を尖らせながら、入院時の陽性判定スクリーニング、早期発見、早期治療などにより被害を最小限にすることを念頭に置いた治療を行ってまいります。
当院では4月より外来の変更がありました。昨年度は常勤医師の退職により整形外科診療が手薄になりご迷惑とご心配をおかけしましたが、今年度は非常勤医師による外来コマ数を増加させております。
また、新設した診療科はありませんが、担当医師の顔ぶれが変わっております。詳細は院内提示またはホームページをご参照ください。
本年4月から施行されている医師の働き方改革について、最も懸念されることは夜間休日等の救急医療になるかと思います。
当院についてはこれまでと大きな変化なく診療を進めてまいります。急な体調不良の際はこれまでどおり電話での問い合わせ等、ご相談いただければ幸いです。
病院規模からすべての救急要請に対応することは困難ですが、当院のインフラを活用した最大限の対応を心がけてまいります。
当院は自治医科大学と連携し、初期研修医の地域医療実習プログラムによる研修提携病院となっております。当体制となり四年目を迎えますが、昨年度までも多くの若手医師が当院で診療に携わってきており、本年度も12名の医師を迎えます。皆様の診療に当たらせていただきますので何卒ご理解をお願いいたします。
末筆に、当院が皆様の健康増進に少しでもお役に立てますよう、職員一同精一杯努力してまいりますので、本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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令和6年4月1日
大宮双愛病院
院長 梅本 富士
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